重なる気持ちと私の左手

本の感想。ネタばれが大前提なのでご注意を。
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2008.05.18 Sunday | - | - | -
ねこのばば (新潮文庫)
「しゃばけ」がシリーズ化してきて、ほんとうに嬉しい限り。

主人公は、長崎屋の中はいつものんびり、にぎやかで、楽しい妖たちに守られているけれど、外の世界には、ささいなきっかけやすれ違いで、取り返しの付かない過ちを犯してしまう人がいる。事件を推理で解決はするものの、それでもなにかしら考えさせられる犯人たちの言い分や事情が、まるっきりの他人事ではないと思わせるのは、さすがだなぁと思います。

今回はちょっとホラー色のあった「産土」が怖ろしくも、好きでした。
「若旦那に死なれたら あたしはまた一人になってしまう」
強そうな佐助さんの切ない気持が、胸に刺さるかんじで、ちょっとほろりときます。
2006.12.17 Sunday 18:16 | Book:ナ行 | comments(0) | -
ぬしさまへ (新潮文庫)
「しゃばけ」に続く第2弾★ と言いつつ、短編集だけれども。でもでも、かの登場人物たちのいろんな日常が垣間見えて、やっぱり読んでいてほわ〜としました。事件が起きた裏の事情には必ず人間なら誰もが抱く「暗」の部分や悲しさ、やりきれない思いというのがあるのをしっかりと描きつつも、それでもやさしさを感じるような短編集なように思います。

個人的には「空のビードロ」「栄吉の菓子」がお気に入り。
2005.11.29 Tuesday 18:15 | Book:ナ行 | comments(0) | -
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